DOORを活用して、没入感のある大型イベントを開催!「ニコニコネット超会議2021」
約1,800万人を動員した大規模イベント「ニコニコネット超会議2021」の一部コンテンツをDOORで展開。来場者の皆様には、「超歌舞伎」の過去作品や新作の生配信、ファン参加型のSNS連動企画、クイズで楽しく学べるコンテンツ等、実際にイベント会場に来場したかのような臨場感を持って体験いただき、大成功のうちに終了いたしました。
- 企業・団体名
- 株式会社ドワンゴ
- 業種
- ソフトウエア・通信
- 開催規模
- 無制限
- 開催期間
- 2021年4月24日(土)~ 5月1日(土)
- 目的
- イベント
- お話を伺った方
- 事業開発本部 寶珠山優樹様
POINT
- 劇場で鑑賞しているかのようなリアルな体験を提供
- ファン参加型、みんなで作り上げて完成させるルーム
- 楽しみながら分かりやすく学べる3D体感型コンテンツ
DOORならではのポイント①:劇場で鑑賞しているかのようなリアルな体験を提供
南座の閲覧会場では、従来の「ニコニコ超会議」でも人気の「超歌舞伎」が配信されました。
中村獅童さんと、初音ミクがコラボし、日本の伝統芸能である歌舞伎と最新のデジタル技術を駆使した
「超歌舞伎」は、ニコニコ超会議とDOORで生配信を行い、多くの方に視聴いただきました。
DOORではアバターを通じて「超歌舞伎」をただ鑑賞するだけではなく、実際の会場で鑑賞しているかのような感覚で楽しんでいただけます。
国の登録有形文化財の南座を3Dでリアルに再現しただけでなく、歌舞伎の醍醐味でもある観客による絶妙なかけ声「大向こう」もアバターを通じて行うことができ、会場での一体感を演出!コロナ禍でリアルな公演ができないなか、希少な体験の場を提供いたしました。
実際の建築物を忠実に再現した制作物のクオリティの高さや、大向こうなどのアバターがその場で臨場感を持って体験できる工夫は、DOORならではの特徴です。
DOORならではのポイント②:ファン参加型、みんなで作り上げて完成させるルーム
毎年「ニコニコ超会議」のさまざまなステージでMCを務めるニコニコ生放送で人気のタレント百花繚乱さんの特設ルームも、DOOR内で設置されました。期間中、彼のファンみんながひとつのルームを作り上げ、参加型のコンテンツとなっています。
ファンの方がSNSを利用して画像を投稿、投稿された写真をルーム内に貼り付けていくことで完成していくルームは、SNSを通じてファン同士のコミュニケーションの場としても大きな反響がありました。
更新性が高いDOORだからこそ実現できるこういったユーザー参加型のライブイベントは、SNSとの相性も非常によく、今後の施策として大きな発展が期待できます。
DOORならではのポイント③:楽しみながら分かりやすく学べる3D体感型コンテンツ
3Dで体感できる「ITER」の紹介ルームでは、クイズ形式でアバターが選択し、進んでいくゲームが体験できます。
こちらのルームで紹介をしている「ITER(イーター)」は、化石燃料に頼らない、持続性のある発電技術「核融合発電」の実現を目指すプロジェクトで、エネルギー問題を解決し、大電力を効率よく生み出す発電技術です。ただ、こういった一言では伝えきれない技術は、小さいお子様や初見の方では理解しきることはなかなか難しいもの…。
そのような自社技術や商品のPRの場としてもDOORの活用は非常に有効です。
なかなか分かりにくい商品や体験しにくいものでも、ギミックを工夫し、クイズ形式で展開することにより楽しみながら商品の理解していただくことで、ただ製品を見せるだけではなく、理解して興味を持っていただくことはDOORならではの特徴のひとつとして挙げられます。
DOORを利用しようと思ったきっかけは何でしたか。
大規模イベントの完全オンライン化にも柔軟な対応が可能であること。
DOORを選んでいただいた決め手はどこでしょうか。
主催者側だけで実現も可能ですが、コノキューと協業することで、よりクオリティの高い3D空間の作成や、千人規模の集客が可能なサーバー設定等が実現可能だった。
過去の実例を参考に、さまざまな提案をもらえた。
DOORを使用して良かったと思う点を具体的に教えてください。
大人数になればなるほど、野次を飛ばしたり、ルーム内の秩序が乱れるリスクも発生しますが、ルーム内に運営側の監視員を置き、不正を働くアバターの音声をミュートにしたり、退出させたりとコントロールやイレギュラー対応がオンラインで可能だった。
今後のDOORに期待する点を教えてください。
更なる大規模イベントを継続的に開催していきたい。