甲南大学 「KONAN METAVERSE PROJECT」 ~2023年度オープンキャンパスでの活用~
本学園創立100周年記念事業として誕生した施設であるiCommonsをメタバース空間に再現しました。 そして、オープンキャンパスに実際に足を運ぶことが難しい方にメタバースiCommonsを体験いただくとともに、オープンキャンパスに来場いただいた方にはVRゴーグルからメタバースiCommonsに入っていただき、来場者同士の交流や当日見学ができない他施設の3Dコンテンツを体験していただきました。
- 企業・団体名
- 甲南大学
- 業種
- 教育機関
- 開催規模
- 最大100名
- 開催期間
- 2023年8月~9月
- 目的
- イベント
- お話を伺った方
- 甲南大学 メタバースキャンパス・プロジェクトメンバー
POINT
- 学校から離れた地域の学生にも、もっと本学を知ってもらいたいという課題をメタバース空間の構築で解決
- メインキャンパスから離れた施設をメタバース空間内で案内することができ、オープンキャンパス来場者の満足度向上に繋がった
DOORを利用しようと思ったきっかけは何でしたか。
メタバースプラットフォームを選ぶにあたり、ユーザーがメタバース空間に入るためのハードル(手間)が低いこと、またルーム制作やコンテンツの更新等を行う際に専門的な知識が不要で、だれでも容易に操作可能なことをポイントに比較し「DOOR」が条件に合うのではと考えました。
DOORを選んでいただいた決め手はどこでしょうか。
他のサービスではアプリ版のプラットフォームも多く、その場合はアプリのダウンロード等が必要となりますが、「DOOR」はブラウザ版のため、URLをクリックするだけでメタバース空間に入ることができ、ユーザーの利便性が非常に高いと考えました。またルームを制作・更新する際やルーム内のコンテンツを更新する際も、ブラウザ上で簡単に編集することができ、また空間内で資料や動画を共有しながらインタラクティブなコミュニケーションが行える点も大きな魅力となり決め手となりました。
DOORを使用して良かったと思う点を具体的に教えてください。
本学の公式サイトに設けているWebオープンキャンパスページに「KONAN METAVERSE」コンテンツを常設し、いつでもどこからでも本学のメタバースiCommonsを体験できる環境を構築することができました。またオープンキャンパス当日は多くの来場者にメタバースiCommonsを体験していただくとともに、入学後の部活動に関心の強い高校生にメタバース空間内の総合体育施設を紹介する3Dコンテンツを案内することができたこともあり、オープンキャンパス来場者の満足度向上に繋がったと考えています。
今後のDOORに期待する点を教えてください。
NTTコノキュー様に非常に高いクオリティーでiCommonsをメタバース空間上に再現いただき、本学公式キャラクターである「なんぼーくん」のアバターも作成いただいたこともあり、オープンキャンパス来場者から大変好評をいただきました。今後は、メタバースiCommons内のコンテンツを拡充することで、これまで以上に多くの方に本学の魅力を伝えていくとともに、教育現場での活用も検討してきたいと考えております。
(甲南大学様公式キャラクター「なんぼーくん」)