ネオ日置計画 ~メタバースを活用したまちづくり・もうひとつの日置をインターネット上に創造するプロジェクト~
インターネット上に、「もうひとつの日置」を創造するプロジェクト「ネオ日置計画」を令和4年8月8日午後8時8分に始動しました。 現在はネオ日置の入口となる「地図空間(エントランス)」と名所空間が6箇所完成しています。 今後の「ネオ日置計画」のポイントは、①経済活動ができる「城下町(商店街)」イベント会場「祭空間」及び新たな「名所空間」の設置、②市民の参加促進、③リアル世界との周遊性向上の探求 です。
- 企業・団体名
- 鹿児島県日置市
- 業種
- 官公庁・自治体・団体
- 開催規模
- ー
- 開催期間
- ー
- 目的
- 本市への誘客、遠方とのコミュニケーション活性化、新規ビジネスモデル開拓
- お話を伺った方
- 地域づくり課ひおきと事務局 重水 憲朗 様
POINT
- 資金調達はクラウドファンディング
- アイデア・構想づくりは広く募集
- 名所空間建設を一部参加型DIYイベントで実施
DOORを利用しようと思ったきっかけは何でしたか。
コロナ禍で遠方に住む、日置市出身者など、帰りたくても鹿児島・日置市に帰れない・・・、ふるさと・日置市の空気感を感じたいが感じられないとの声が多数あがり、インターネットにそのような方々の拠り所を作れないか模索を始めたのがきっかけです。(関係人口創出事業「ひおきとプロジェクト」)
DOORを選んでいただいた決め手はどこでしょうか。
ネオ日置計画のメインターゲットは「メタバース上級者」ではなく、インターネットは普通に利用する一般の方です。そのため一番重視していたのが「手軽さ」と「安定」でしたので、QONOQさんが提供する「DOOR」を選定させていただきました。高齢者を中心としたネオ日置メタバース体験会も実施していますが、スマホでも利用できることなど、「身近に感じる」、「また利用したい」などの声もいただいております。スマホ・PC・VRギアと選択肢も多く、自身で空間作成もできるオープンな環境が非常に好評で、現に、日置市内の福祉事業者が紹介ルームを作成するなどの活動へと広がりを見せています。
DOORを使用して良かったと思う点を具体的に教えてください。
導入におけるサポートなど、丁寧に対応いただき順調にプロジェクトを進めることができております。我々の「やりたいこと」「ねらい」をご理解いただき、解決策などのアドバイスも提供くださるので非常に心強く感じております。
今後DOORを活用することでどのようなことに期待されていますか。
今後期待しているメリットは次の6点です。
①市外住民がネオ日置を通じて日置市の魅力を知ることとなり、本市への誘客が期待できる。
②遠方にいる方との交流が簡単にできる。
③新たな経済循環のあり方が生まれ、過疎地域の野菜をネオ日置で農家が実演販売するなど新しいビジネスモデルが生まれるのではと期待。
④足腰が不自由な高齢者のコミュニケーションツールとなる可能性。
⑤市民(とくに若年層の方々)が、自分のふるさとの良さを見つめなおす機会になる。
⑥新たな関係人口づくり(匿名性を担保したままの関係づくり)が期待できる。